- CONTENTS
- 入職を決めた経緯や理由
- 仕事・業務内容
- 平均的な一日の流れ
- 業務の誇りややりがい
- 一番印象に残っていること
- ひかりクリニックグループの個性
- 将来の夢や目標
- 入職を考えている方にメッセージ
入職を決めた経緯や理由を教えてください。
入職に至るまで、大学病院からの出向の関係で、東京都健康長寿医療センターで働いていました。その時、健康長寿という名の通り、御高齢の方の診察をさせていただく機会を多く与えてもらいました。この経験を在宅医療に活かしていきたいと考え、その分野に特化している、ひかりクリニック東京に入職を決めました。
仕事・業務内容を教えてください。
医師として、患者様の診察を行い、必要に応じて、検査、加療を施行します。
院長としては、クリニック職員が、様々な意味で働きやすいと思っていただける様に心掛けています。
平均的な一日の流れを教えてください。
7:30に出社し、8:30の朝礼まで、医療用スクラブに着替え、ストレッチ、大胸筋、大腿筋を主体とした筋力トレーニングをして、朝礼を待ちます。
朝礼後、本日診察予定のカルテ確認、処方に関する準備を行います。
9:00頃に、看護師と共に、クリニックから訪問先に往診車で出発します。
患者様のいらっしゃるご自宅や施設で診察をさせていただき、処方などを考えます。
基本的に昼頃に、一度クリニックに戻り休憩を取ります。
午後も同様に、訪問診療を行います。もちろん、訪問予定のない患者様の状態が変化した場合には、電話での対応や、臨時での診察も行います。
17:30の終礼にて、本日の訪問診療に関する報告を行い、帰宅します。
業務において、誇りややりがいを教えてください。
やはり5年間の在宅医療の経験を積み、在宅医療認定指導医、専門医を取得出来た事に誇りを感じております。前例がなかったため、いろいろと試験に関して、大変な部分もありましたが、無事に取得する事ができました。それにより、患者様から、さらに信頼していただける機会も多くなったと実感しております。全クリニックを研修施設にする事も出来ました。患者様や御家族様に、信頼していただき、「先生で良かった」と感謝していただいた時には、やりがいを強く感じます。在宅医療では、患者様、ご家族様を中心とした寄り添う診療が非常に大切であります。
入職から今までで一番印象に残っていること、もしくは思い出に残っていることはなんですか。
一番印象に残っている事は、105歳の自宅に住まわれている患者様の看取りをさせていただいた事です。深夜帯ではありましたが、主治医の私に、連絡が来て、一人で患者様宅に向かいました。息を引き取るまでの間、患者様を囲み、ご家族様、その他、患者様に関わった方達と、患者様の昔のお話などをしながら、過ごしました。その時間は決して悲しい時間ではなく、笑い合ったり、ある意味、素敵な時間でした。少しだけ、この家族に加わった感覚がありました。この出来事は、忘れることがないと思います。
ひかりクリニックグループの個性・ひかりクリニックグループらしさを感じることはどのようなところでしょうか。
患者様、ご家族様および、その他の多職種に対して、思いやりを持って対応するという点において、ひかりクリニックグループらしさを感じます。もちろん医療的知識、技術なども大切な部分ではありますが、上記の様に丁寧に対応する事は、相手の安心感や信頼感に繋がる部分が多い事は事実であります。信頼関係がないと、いくら医療的知識や技術があってももはや意味がありません。何か、方針を決める際にも、互いに話し合い、協働し、意思決定を通じて決めていく事を意識しております。
将来の夢や目標を教えてください。また、その目標に向かって取り組んでいることを教えてください。
百名山制覇。
山を低くすることはできない。だから、自分を高めなければならない。そのために、日々のトレーニングは欠かさずに行う様にしています。週末には、登山をしています。ホームマウンテンは、塔ノ岳です。この文章を書いている今も、塔ノ岳に登りたいです。
Message
- ひかりクリニックグループへの入職を考えている方にメッセージをお願いします。
- 人は小石につまずくのであり、決して山につまずくのではない。
百の頂に百の喜びあり。